133: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:39:54.09 ID:c6PUDvkw0
乃々「あ、あのー……」
卯月「あ、乃々ちゃん」
134: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:40:28.72 ID:c6PUDvkw0
茜「……そういえば。輝子ちゃん。答えは出ましたか」
輝子「……その時になったら。自然と言葉は思いつくと思うんだ」
135: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:42:00.91 ID:c6PUDvkw0
茜「……皆さんはいつまでここに?」
未央「そりゃ二人の目が覚めるまで……と言いたいけど、そういうわけにはいかないよね」
136: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:42:43.40 ID:c6PUDvkw0
乃々「……確かに違和感はあるんですけど」
輝子「それって……?」
137: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:43:34.50 ID:c6PUDvkw0
奏「茜ちゃんたちが来たとき狼狽える様子が無かった、っていうのも不自然ね。今の私たちじゃ、推論しか立てられないけれど」
乃々「……」
138: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:44:32.87 ID:c6PUDvkw0
乃々「……まゆちゃんが帰ってこないと、やっぱり机の下が寂しいんですけど」
卯月「……きっとこのことも時間が経てば、笑って話せるようになります」
139: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:46:20.50 ID:c6PUDvkw0
数日後の深夜、一人の患者が病室から抜け出した。看護師がそれを見つけ、戻るよう説得したが、患者は聞く耳を持たなかった。小指に赤いリボンを巻いたその患者は看護師の必死の制止も聞かず、七階の窓から身を投げ出した。
地面に頭を強く打ち、即死。血に塗れながらも、その顔は幸せそうに笑っていた。
140: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:52:32.84 ID:c6PUDvkw0
*
141: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:53:42.48 ID:c6PUDvkw0
まゆ「あはは、凛ちゃんってば、おかしいですね」
凛「えー? そうかな?」
142: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:54:52.73 ID:c6PUDvkw0
まゆ「……」
凛「……」ペラ
143: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 06:55:36.92 ID:c6PUDvkw0
凛「え? ……大丈夫。まゆのとこだから。……うん、わかってるって、私から言っとくから」
まゆ「ご挨拶しましょうかぁ?」
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