11: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 02:34:46.45 ID:c6PUDvkw0
未央「ん? どしたしまむー?」
卯月「いえ、あ、でも、言っちゃっていいのかな……」
奈緒「なんか思い当たることがあったのか!?」
卯月「……はい。関係ないかもしれないんですけど……」
加蓮「些細なことでもいいよ。教えて?」
卯月「でも……」
未央「でも?」
卯月「多分凛ちゃんは、このことを黙っててほしいと思うんです……」
奈緒「な、なんだよそれ。口止めされてるのか?」
卯月「いや、そういうわけじゃないんですけど……」
奈緒「じゃあ言ってくれても……」
加蓮「奈緒。そんな無理言っちゃ駄目だよ。誰にでも秘密はあるもんでしょ? 奈緒だって小学四年まで一人で髪の毛洗えなかったこと、誰にも知られたくな
いよね」
奈緒「そ、それもそうだ……って加蓮!? なんでそのこと知ってんだ!?」
加蓮「えー? この前奈緒ん家行ったときにお母さんから教えてもらったの。なんか仲良くなっちゃってさ。連絡先まで交換しちゃった」
奈緒「はああああ!?何やってんだ母さん!」
加蓮「ちなみに奈緒の可愛い写真と引き換えに恥ずかしい過去を教えてもらってる。他にはねー……」
奈緒「だああああ! 今その話は関係ないだろ! というか忘れろ! 記憶から消せ! 削除しろお!」
加蓮「できませーん。一度見ちゃったものは忘れるまでに時間がかかるもんなんだよ? それが面白いこと、衝撃的なことだったらなおさら、ね」
卯月「…………そうなんです」
奈緒加蓮「へ?」
未央「しまむー?」
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