55: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:13:07.53 ID:0iqDdIct0
二月某日・昼
【西方のとある鎮守府・執務室】
提督「なあ、松風」
56: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:13:48.80 ID:0iqDdIct0
カタン
松風「知らなかったな・・・キミはロリコンだったんだね」
提督「ああ。誰にも話したことはないんだが、実はそうなんだ」
57: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:14:20.04 ID:0iqDdIct0
松風「だ、そうだよ?妙高さん?」チラ
提督「え?」
ガチャリ
58: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:15:12.35 ID:0iqDdIct0
・・・・・
【西方のとある鎮守府・食堂】
59: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:16:14.25 ID:0iqDdIct0
松風「いや、でも・・・久し振りに姉貴や間宮の料理も食べたいなあ・・・」
伊良湖「松風さんのお姉さんと言えば・・・神風さんや春風さんですか?」
松風「そうだよ。特に春風の姉貴の作る料理は絶品でね。どうやら川内さんに仕込まれたみたいだけど、それはもう料理人顔負けの出来さ」
60: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:17:00.13 ID:0iqDdIct0
ドタドタドタ...!
松風「ん・・・?」
バタン!
61: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:18:12.65 ID:0iqDdIct0
伊良湖「足柄さん。いらっしゃいませ!」ニコッ
松風「司令官なら執務室さ。今頃、キミの姉さんにこってり絞られているところだろうね」
足柄「妙高姉さんに・・・?なに、またなんかしでかしたの?」
62: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:19:18.97 ID:0iqDdIct0
足柄「あんのクソ提督ー!まだ懲りてなかったのねー!」ギリギリ
伊良湖「ま、前にも同じようなことがあったんですか・・・?」
足柄「そうよ!それも何度も何度も!」
63: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:19:49.18 ID:0iqDdIct0
松風「それにしても、そうか・・・」フム
伊良湖「とても真摯な方ですし、そんな風には見えませんけれど・・・」
足柄「伊良湖は来たばっかりだから、あいつのことがわかってないのよ。もうしばらくもしてみなさい。すっかり化けの皮が剥がれて、貴女の下着の色を毎日のように聞いてくるようになるから」
64: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:20:32.27 ID:0iqDdIct0
松風「・・・まあ、心配ないさ。彼には妙高さんという、頼れるパートナーがいるからね」
松風「彼女がいる限り、滅多なことはないと思うよ」
足柄「楽観的ねえ・・・」ム-
65: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:22:50.79 ID:0iqDdIct0
松風「それに・・・僕は司令官もああ見えて、一途な人だと思うよ」
足柄「はあー?一途?あれが?どこが?」
松風「伊良湖さんも言ったろう?彼は元々そういう人だよ。だって現に、彼は今まで一度も、妙高さん以外の女の子に対して『そういったこと』を本当にしたことは一度もないんだからね」
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