49: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/09/28(木) 22:57:05.91 ID:Mzva3VoV0
数ヶ月振りに会う彼女は、以前と変わらず明るく元気一杯な様子で私を迎えてくれたが、当の私は以前ここで見たあの兵器とやらのことが気がかりでしょうがない。あれは危険だ、あってはならないものだ、と本能が警告している。例え上層部の指示であっても、そんなものがある場所へ妹を預けるのは、やはり抵抗があった。
その後、妹と別れて早々に私は旧友に再度会い、彼女の処遇について再考するよう頼みこんでみた。だが、成果は芳しくなかった。旧友も私の気持ちは十分に理解してくれたようだったが、上からの命令である以上どうしようもないようだ。結局、何度かしつこく掛け合ってみたものの、色よい返事が返ってくることはなかった。
50: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/09/28(木) 22:58:13.98 ID:Mzva3VoV0
帰り際、旧友はすっかり肩を落とす私に対し、励ますように明るい口調で声をかけてきた。
心配ない。運が良ければ、君も同じ場所に来れるはずだ、と。
51: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/09/28(木) 23:00:13.52 ID:Mzva3VoV0
今日はここまでかも
もし読んでくれた人がいたら、感謝感謝かも
そろそろ色々と見えてくる…はずかも
52: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/09/29(金) 09:46:05.53 ID:ej9ae/2p0
あ、そういえば、こないだ最初っから改めて読み直して気付いたんですけど、ラスボス的なの既に出てました
書いたの忘れてた…なんかすみません
53:名無しNIPPER[sage]
2017/09/30(土) 13:14:00.68 ID:Tbryp8+2o
おちゅん
54: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:12:12.47 ID:0iqDdIct0
《西方のとある鎮守府の話》
55: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:13:07.53 ID:0iqDdIct0
二月某日・昼
【西方のとある鎮守府・執務室】
提督「なあ、松風」
56: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:13:48.80 ID:0iqDdIct0
カタン
松風「知らなかったな・・・キミはロリコンだったんだね」
提督「ああ。誰にも話したことはないんだが、実はそうなんだ」
57: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:14:20.04 ID:0iqDdIct0
松風「だ、そうだよ?妙高さん?」チラ
提督「え?」
ガチャリ
58: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:15:12.35 ID:0iqDdIct0
・・・・・
【西方のとある鎮守府・食堂】
59: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/10/01(日) 03:16:14.25 ID:0iqDdIct0
松風「いや、でも・・・久し振りに姉貴や間宮の料理も食べたいなあ・・・」
伊良湖「松風さんのお姉さんと言えば・・・神風さんや春風さんですか?」
松風「そうだよ。特に春風の姉貴の作る料理は絶品でね。どうやら川内さんに仕込まれたみたいだけど、それはもう料理人顔負けの出来さ」
183Res/80.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20