143: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/11/18(土) 15:47:18.75 ID:bJWbWBnJ0
私がおかしくなってしまったのは、一体いつのことだったのだろうか。
144: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/11/18(土) 15:49:19.64 ID:bJWbWBnJ0
私には元々、あちらこちらと飛び回り駆けずり回り、挙句上手い具合に切り抜け続けてきたのだから、それ以上の願いなど無かったはずであったのだが、そういった私に一つのあまりにも醜く愚かな欲が生まれてしまったのは、一体どの瞬間のことだろう。
・・・思い出そうにも今では遠すぎて、もう何もわからない。
145: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/11/18(土) 15:50:52.04 ID:bJWbWBnJ0
それでも一つ、確かなことと言えば、私にその気があったにせよ無かったにせよ、そういった結末を望んでいたに違いない、ということ。
そうでなかったならばあの時、燃え盛る業火の如き瞳でもって、長い時間をかけてようやく戻ってきた私のことを見つめる彼女のことなど、気にはすれど負い目に感じることはなかったのだから。
146: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/11/18(土) 15:51:26.78 ID:bJWbWBnJ0
こんなにも、私たちの勝利だけを願ってしまうのだろうか。
147: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2017/11/18(土) 15:55:44.15 ID:bJWbWBnJ0
《祈り》
おわり
ここまで読んでくれた人がいたら、ありがと
これが誰の独白かわかったら、もうストーリー終了です
148:名無しNIPPER[sage]
2017/12/03(日) 14:51:30.16 ID:c5baT/sdo
おちゅかれ
149: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2018/01/15(月) 17:53:34.90 ID:/NWxQXP70
>>138から続き
一週間後
六月某日・朝
150: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2018/01/15(月) 17:55:04.68 ID:/NWxQXP70
オエ---!
シレイカ---ン!
大和「・・・はぁ」
151: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2018/01/15(月) 17:55:57.91 ID:/NWxQXP70
大和「ごめんね。わざわざ横須賀から迎えに来てくれたのに、迷惑ばっかりかけて・・・」
鬼怒「いーっていーって!気にしないの!ほら、あたしらの仲でしょ?」
大和「・・・ん、そうね。でも・・・ありがとう」
152: ◆PhE6LVcl/M[sage]
2018/01/15(月) 17:58:28.69 ID:/NWxQXP70
鬼怒「あ、そうだ。それより、もうしばらくもしたら横須賀だよ。快適な船旅を満喫するのも結構だけど、下りる準備もよろしくね〜」ヒラヒラ
大和「ええ。わかったわ」
鬼怒「提督と神風も、よろしく〜!」ブンブン
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