【ガルパン】菊代「私も子供を産もうかなと」 しほ「え?」
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71:名無しNIPPER[saga]
2017/09/30(土) 16:54:03.04 ID:UQIjf1NBO

しほ「……。」

しほ「……。」



しほ「……わかったわ。必ず、貴方にふさわしい婿を見つける」

菊代「……。……ありがとう、しほさん……」


しほ「……。」

菊代「……。」


菊代「……あ、できたら──なるべく若い殿方がいいですねぇ……」

しほ「……馬鹿」

菊代「駄目ですかねぇ?」

しほ「おばさんが贅沢を言うものじゃありません」

菊代「まぁヒドイ……さっきはできる限りの援助をすると、いってくださったのに」

しほ「……、まぁ……考慮はしておきます」

菊代「わぁい」

しほ「……ハァ……」

菊代「……さ、それではっ──あとはしほさんにお任せをするとして──さぁさぁ、せっかくのお鍋ももうずいぶん煮立ってしまっていますよ、食べましょう!」

しほ「そうよ。せめて──食事の後に話をしてくれればよかったのに」

菊代「仰る通りです、申し訳ないです。ただどうしても、決めたことはすぐにしほさんに伝えたくて……。さ……お椀を貸してください。お鍋をよそいますから」

しほ「あら、いいわよ、自分で……」

菊代「だめですよ、しほさんにそんな事させられませんよ、さぁさぁ」

しほ「もう……調子がいいのだから」


 ……かちゃ、かちゃ……


菊代「……。……んふふ」

しほ「……ちょっと、何をほくそ笑んでいるの、気持ちが悪い」

菊代「あ、失礼致しました……ただ……私って、尽くす性分が身に染みついてしまったのだなぁと」

しほ「……?」

菊代「近い将来──自分の旦那様のために、こうしてご飯をよそう日がくるのかなぁと……そんな事を想像していたら、女だてらに胸がときめいてしまいまして。うふふ」

しほ「……、あ、そ」



しほ「……。」



しほ「……………………。」




菊代「──ささ、しほさん、どうぞどうぞ」

しほ「……どうもありがとう」

しほ「……。」


 ……もぐもぐ……


しほ「……ねぇ、菊代」


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