42:名無しNIPPER
2017/09/14(木) 17:01:07.90 ID:WUZ1iABd0
「それで?どうしてみんなして私を監視してたのか、理由を聞かせてもらおうじゃん」
「監視だなんて……まあそう言われても仕方ないか。ごめんね、最初はもっと早く会いに行くつもりだったのよ」
「みんなで集まって、私の千里眼でガヴちゃんのいる場所を見つけて、久しぶりに顔をお見せするつもりでした」
「でもガヴリールったら、様子がおかしいんだもの。家に戻らないしふらふらしてるし。それで……」
「それで面白がってじっと見てたってことか?……情けないもんだな」
駄天したとはいえ元天使学校主席が千里眼の気配に全く気付かなったのも問題だが、それは心が不安定だったから、とかで流してほしい。
「ごめんガヴ、もっと早く来るべきだったんだけど……」
「私のせいです、もっとガヴちゃんの行動が見たいと千里眼を続けていたから……」
「ラフィエルだけの責任じゃないわよ!私も反対しなかったし!」
「いや、いいよ。どうせもう聞かれたんだ、全部話すよ」
泣いたおかげで、少し気持ちがすっきりとしていた。どうせなら今抱いている気持ちを、洗いざらい全部打ち明けてしまおう。
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