ほむら「貴女がくれたもの」
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92:名無しNIPPER[saga]
2017/09/02(土) 18:42:52.99 ID:4RLwC4O6O
ピンポーン

藍「はい、八雲です」

緒莉子[美国です。夜分にすみません]

藍「構いませんよ。どうぞ、上がって下さい」ピッ



藍「ようこそいらっしゃいました。此方にいらしたという事は少しは信用して頂けたのでしょうか」

緒莉子「それを見極めに来たのよ」

藍「左様でしたか。今お茶を入れますので少々お待ちを」

緒莉子「お構いなく」

藍「いえいえ、お客様にお茶も出さない等失礼ですわ」

藍「前回緒莉子さんにも頂きまたし、比べるべくもない事とは思いますが私のお茶も飲んでいってください」

緒莉子「そこまで言うのでしたら頂きましょう」

藍「ところで本日はキリカさんはご一緒ではないのですか?」

緒莉子「キリカは少し用がありまして……それにいつも一緒と言う訳ではありませんし」

藍「これは失礼しました。仲が宜しいようでしたのでご一緒にいらっしゃるものと思っておりました」

緒莉子「一緒には住んでいますが、常に一緒と言う訳ではありませんよ」

藍「それもそうですわね。どうぞ、お口に合うと良いのですが」

緒莉子「頂くわ」

緒莉子「……美味しい。私も自信があったのだけど……負けたわ」

藍「ありがとうございます」

緒莉子「ここならキュウべぇに盗聴される心配はないのでしたね」

藍「はい。まず敷地に一つ、そして建物全体に一つ、最後にこの部屋に一つ結界を張っております」

藍「あれもそれなりの科学力を持ってはいるようですが、私はそれ以上の者を知っておりますので」

緒莉子「結界?あなたは人間なのでしょう?」

藍「其れも含めて、お話致します」




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