ほむら「貴女がくれたもの」
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75:名無しNIPPER
2017/09/02(土) 17:55:32.23 ID:4RLwC4O6O
恭介「ただ、彼女の笑顔が見たかった」

恭介「でも、それももう叶わない」

恭介「さやかだって、僕のバイオリンが聴きたいから毎日お見舞いに来てくれたんだろう」

藍「合っているけど、百点満点では無いな」スッ

恭介「どう言うこと?」

藍「君達は似た者同士だな」

藍「笑って欲しいからさ」

恭介「笑顔の為・・・」

藍「なあ、恭介。前に進むだけが道じゃ無いだろう?」

藍「回り道をしたって良い。後ろに戻ったって良いじゃないか」

藍「後ろを振り返った時、そこには何がある? 誰が居る?」

藍「いつだって、さやかが居てくれるんじゃないのか?」

藍「立ち止まったって良い。君を支えてくれた人と笑い会えるのならね」

藍「いつかまた君が前に進む決心をしたとき、その時は私が道を照らそう」

恭介「八雲さん・・・」

恭介「・・・・・・?」

恭介「手が・・・指が動く・・・」

藍「何?」

藍「まさか・・・」

藍(さやかが契約を・・・)

藍「恭介、奇跡は簡単には起こらない」





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