ほむら「貴女がくれたもの」
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155:名無しNIPPER[saga]
2017/09/03(日) 19:28:58.93 ID:7rGYT6nl0
――【結界内】


さやか「うあああああああ」ザクッ ザク

さやか(消えろ…消えろ! 皆消えてしまえ!)



――立体駐車場、スロープ


さやか「はぁ…はぁ…」

藍「やあさやか、良い夜だね」

さやか「藍…何の用?」

藍「用が無ければ会いに来てはいけないのかい? 友達甲斐の無い奴だな」

さやか「ふざけないで!」

藍「私は真面目さ。君の方こそ随分とふざけた事をしている様だな」

さやか「私の勝手でしょ。私はもうこうするしか無いんだよ」

藍「魔女や使い魔を倒すんのはさやかの自由だが、君一人がやらねばならない訳ではない」

藍「言っただろう? もっと私達を頼ってくれ」

さやか「あんたに頼る? そうだよね、あんた凄い才能が有るもんね」

さやか「魔法少女じゃないのに魔女だって倒してさ」

さやか「なら、初めから全部あんたがやれば良かったんだ!」

さやか「そうすれば私がこんな思いをする事も無かったのに」

さやか「全部あんたのせいよ!」

藍「そうだな……力なき者の為に戦うは持つ物の努め」

藍「さやかがそう言うなら、私がやるとしよう」

さやか「あんた…本気なの?」

藍「そもそも私に言わせれば、特別な力を手に入れたから直ぐに戦える様になると思うなど」

藍「烏滸がましいにも程がある」




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