ほむら「貴女がくれたもの」
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118:名無しNIPPER[saga]
2017/09/02(土) 19:16:11.68 ID:4RLwC4O6O
――上条邸前


さやか「恭介、退院したって言ってたよね」

さやか「話って何だろ?」

さやか「・・・うー緊張してきた」

さやか(バイオリンの音・・・本当に治ったんだ)

さやか(・・・恭介)

杏子「そんなところで何してんのさ」

さやか「あんたは・・・!」

杏子「会いたいなら会えば良いじゃないか」

さやか「あんたには関係無い!」

杏子「ここの坊やなんだろ? あんたの願いの対象は」

さやか「だったらなんだって言うのよ」

杏子「たった一度の願いを他人のために使うなんて馬鹿な事したもんだね」

さやか「何も知らないくせに、知ったようなことを言うな!」

杏子「分かってないのは、あんたの方だ」

杏子「魔法ってのは徹頭徹尾自分の為に使うもんだよ」

杏子「他人の為に使ったってろくな事にはならないのさ」

杏子「巴マミはそんな事も教えてくれなかったのかい?」

さやか「黙れ!」

さやか「私は、あんたとは違う!」

さやか「この力は、ひとの為に使うと決めたんだ」

さやか「マミさんだって、ずっとそうやって来たんだ」

杏子「それでどうなるってのさ」

杏子「誰もあんたを見ちゃくれない。ここの坊やもね」

杏子「あんただって、本当は分かってるんだろ? だから会いに行けず、ただ眺めているだけしか出来ない」




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