たまご粥
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14:名無しNIPPER[sage]
2017/09/01(金) 23:27:03.23 ID:ZXrrsdaR0
「いつだったかな…アンタがライブに出てるトコを生で見たんだ」

拓海が、やわらかな笑みを浮かべた。

それを見た時、夏樹の心はじくじくと痛んだ。

「“凄え! こんなアイドルがいるのかよ!!”
 
そう思ったんだ。

見てるこっちのハートを熱くさせてくれるような、

そんなアイドルがいて……アタシもそうなりたいって、思えたんだ。

その日から…」

夏樹は、両手でゆっくり顔を覆った。

「たくみ…」

震える声で夏樹は名前を呼んだ。

「なんだよ」

拓海は少し嬉しそうに、返事をした。


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