13:名無しNIPPER[sage]
2017/09/01(金) 23:13:51.23 ID:ZXrrsdaR0
「“アイドルなんてチャラついたもん、興味ねえよ”、が口癖だった。
でも今考えてみっと、他に進める道なんて無かったんだよな。
喧嘩ばっかして学も無えし、やりたい仕事も、特別な夢もなかった。
アタシのプロデューサーは、アタシを救ってくれたのに…それにも気づかないで」
夏樹は、モニターの奥で手を振る拓海しか知らなかった。
だからこそ、彼女が自分のもとを訪れるとは想像できなかった。
苦悩しながら、アイドルとして歩き出したことも。
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