たまご粥
1- 20
11:名無しNIPPER[sage]
2017/09/01(金) 23:08:47.22 ID:ZXrrsdaR0
見ず知らず、というわけではないが、

自分と拓海には「同じ事務所である」という以外に大きな接点はないはず。

けれども、拓海の見方はちがっていた。

「同じ事務所の仲間だから、じゃダメか?」

夏樹は衝撃を受けた。

そして、気づいた。

周りが冷たいとふてくされて自分こそが、

また一方で、冷たい視線で周りを見つめていたのだと。

粥を食べさせてもらっていた時には感じなかった恥ずかしさが、

ここで込み上げてきた。

拓海のやさしさがまぶしい。

夏樹は、プロデューサーが彼女に住所を教えたわけも理解できた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
25Res/9.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice