495:爆死の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/09/30(土) 16:26:11.55 ID:O+xFKZqK0
マシュBB「……カルデアも故郷、と言いましたね?」
ぐだ男「おう」
マシュBB「……いいんですか、それで。あそこには意地悪で小悪魔な私もいるんですよ」
マシュBB「訂正なんて認めませんよ。私、調子に乗っちゃいますよ?」
ぐだ男「あんまり調子に乗られるのは困るが……」
ぐだ男「あそこが俺の故郷って言葉を訂正する気はないよ」
ぐだ男「お前も俺の大事な仲間だ。BB」
マシュBB「ふ、ふふ……ふふふふふふ……!」
マシュBB「……あ、ダメ。ちょっと……笑いすぎて涙が……」
マシュBB「ふふふふふ……!」
マシュBB「……う、う……っ!」
ぐだ男「……」
ぐだ男(単純な話だったんじゃないのか)
ぐだ男(コイツは俺に死なれたり、俺に捨てられたりするのが怖かったんじゃないか)
ぐだ男(いや……あるいは、俺が俺のサーヴァントたちに愛想をつかす瞬間を見たくなかったんじゃないか)
ぐだ男(だからそうなる前に自分から捨てられてしまえばいいって考えたんじゃないのか)
ぐだ男(嫌われる前に嫌われてしまおう、みたいな心理自体はありがちだ。誰にだってある)
ぐだ男(殺される前に自分で死を選ぶ人間のように、理由がすべて自分にあるのなら、まだ納得できるから)
ぐだ男(納得できる事柄である限りは、自分を慰めることは容易だから)
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