480:爆死の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/09/30(土) 10:06:29.79 ID:O+xFKZqK0
ぐだ男「……なあBB。俺はお前のことも信じてるぞ」
マシュBB「……!」
ぐだ男「ただ、善意から生まれた行動だったとしても迷惑なら突っぱねるし」
ぐだ男「悪意から生まれた行動だったとしても有用なら乗っかるだけだ」
ぐだ男「……お前自身の人格に関しては修正させる気も起こらない」
マシュBB「……」
ぐだ男「ただ誰かを犠牲にして俺を助ける計画ならやめてくれ」
ぐだ男「どうしても必要になったと感じたとしても事前に俺に相談してくれ」
マシュBB「許容できませんか? いつか絶対にそういう状況に陥るとしても?」
ぐだ男「……『誰かを犠牲にして助かる計画』は、一度やったらクセになりそうで怖いんだよ」
ぐだ男「クセになって、繰り返して、その先に待ち受けているものは多分……」
ぐだ男「……お前自身が滅ぶ未来だ」
マシュBB「傲慢ですね。あなたのために私が身を捧げることなんてありませんよ」
ぐだ男「本当に?」
マシュBB「……いえ、絶対とは言えませんが……!」
マシュBB「……くだらない。未来の予測なんてものを不自由な人間が語らないでください」
マシュBB「もうこの舞台に意味はなくなりました。私も本気で協力しますので、全部制圧しきっちゃいましょう」
ぐだ男「おう」
BB(確かにセンパイは、あのセンパイに似ています。多少はね)
BB(だからと言って、私があなたのために身を捧げるなんてことがあるわけが……)
BB(……)
BB(……マシュさん? もしかして笑ってます?)
マシュ(……ずっとあなたのことを、何を考えているのかわからない変な人だと思っていましたが)
マシュ(そこまで変な人じゃありませんでした。実はずっと理解できる人なのかも)
BB(……ふん)
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