359:爆死の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/09/21(木) 19:39:22.21 ID:JJTmOlHz0
ぐだ男「……そう思い始めたのは多分、デミサーヴァントの力が使えなくなってきてからだろ」
マシュ「……」
ぐだ男「俺さぁ。安心してたんだよ。ちょっと肩の荷が下りた気分だったんだ」
マシュ「足手纏いがいなくなって、ですか?」
ぐだ男「お前がいて心強いと思ったことは何度もあるけど、足手まといなんて思ったことは一度たりともないよ」
ぐだ男「亜種特異点に初めて行ったとき、隣にマシュがいなくってさぁ」
ぐだ男「『あ、俺がしくじってもマシュは大丈夫だな』って」
マシュ「え……」
ぐだ男「最悪の場合は別のヤツをレイシフトさせればいいんだしさ。どんな裏技でもダヴィンチちゃんならできるだろ」
マシュ「先輩。先輩は私たちにとって唯一の人です! なのに、そんな……」
マシュ「自分のことを『代わりがいる』なんて悲しい目で見てたんですか!?」
ぐだ男「いつか言ったはずなんだけどなぁ。本当はさ、世界には俺みたいなヤツはいくらでもいるんだって」
ぐだ男「あの場にいたのが俺以外でも、多分お前の手を取ってたよ」
マシュ「そんなこと……」
ぐだ男「話を脱線させたな。あのな、俺は別にデミサーヴァントの力が使えないお前を冷遇してたわけじゃない」
ぐだ男「今までお前に頼り過ぎてたんだよ。だからちょっと修正しようと思っただけだ」
マシュ「……」
515Res/355.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20