358:爆死の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/09/21(木) 19:24:48.15 ID:JJTmOlHz0
ぐだ男「……マシュ……一つ聞かせてくれ」
ぐだ男「俺はお前にとっていいマスターじゃなかったのか?」
マシュ「最高のマスターです。今も、過去も、未来でだって」
マシュ「……ただ今までの私はあまりにも欲しがりませんでした」
マシュ「いつもいつも先輩はたくさんの素敵なサーヴァントのみなさんに言い寄られて……」
マシュ「マスターはそれらの願いに出来る限り応えてました」
マシュ「それを見て度々思ってたんです。『私の取り分が妙に少ないな』って」
ギュッ
ぐだ男(マシュが体を押し付けるように抱き着いてきた)
ぐだ男(俺も薄いTシャツとかスウェットパンツとかだけなので、もうほとんどダイレクトにお互いの体温が伝わる)
マシュ「……で、ふと気づいたんです。ジークフリートさんの話を聞いて、フッと」
マシュ「求められたらそれなりに応えるけど、求められなければ何もしない」
ぐだ男「……」
マシュ「先輩はそこまで割り切ってません。求められてなくっても、見るに見かねたらやるときはやる人です」
マシュ「でもそういう傾向は、ちょっとはありました」
マシュ「本当に遅くなりましたよ。私に対しての先輩の対応が妙に冷たい理由は……」
ぐだ男「……お前が言ってなかったからだ」
マシュ「だからもう黙るのはやめにしたんです。私だって欲しい。できれば身も心も全部」
ぐだ男(冷たくした気はないんだけどなぁ……)
ぐだ男(……いや。マシュがそう思ったのなら、その気がなくとも意味はないか)
ぐだ男(かなり悔しいな……)
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