18:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/30(水) 19:33:39.49 ID:m+ATYmjb0
そう言うとさっきまで自身が使っていたスプーンでアイスをすくい、おずおずとこちらへ差し出してくる。
その顔が赤く見えるのは差し込んでいる西日のせいだけではないだろう。
提督「えっ、いやっ・・・その・・・。い、いいのかい?」
Z3「ほ、ほらっ早く食べて。溶けてこぼれてしまうわ」
若干潤んだ上目づかいでそんなことを言われたら提督も断れない。
恥ずかしさで震えるスプーンを、緊張に震える唇が迎え入れる。
提督「んっ・・・甘い、な・・・」
正直緊張のあまり味など分からなかったが、なんとなく照れ隠しでもごもごと答える。
Z3「ふふっなにその感想。人に出すものならちゃんと味見をしてから出して」
提督「ははっ、面目ない」
Z3「どう?おいしかったでしょう?」
提督「ああ、なんたってマックスが食べさせてくれたから、ね」
Z3「もうっ・・・」
赤くなって頬を膨らませるマックス。
それを見て楽しそうに提督も笑う。
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