212:名無しNIPPER[saga]
2017/09/20(水) 23:19:31.31 ID:yNCJI72m0
ちょっとモヤモヤもあるけど、電車に乗って事務所の最寄り駅へ。
ま、未央ちゃんはポジティブだからさ? 前を向いて生きていくのさ!
……そ、それはそれとして、時間がけっこうヤバめだ!
とりあえず事務所まで全力でダーッシュ……あ
「うんしょ、うんしょ……」
ううう、おっきな荷物を持ったおばあさんが歩道橋を登ろうとしている……
で、でも、急がないと遅刻……
「……」
なーんてっ。決まってるでしょ?
「おばあちゃん! 手伝いますよ!」
言うや否や、私は重そうな荷物を担ぎ上げた。
あ、案外重いぞ……。数段登ってるだけで敬意を表するよおばあちゃん……
「あとちょっとですよ! 頑張ってください!」
まさかレッスン開始を歩道橋で迎えることになるとはねぇ……
ま、まあ、トレーナーさんも人助けに悪い顔はしないと思うし、もしかしたら褒められちゃうかも?
なんて考えてたら、いつの間にか歩道橋を渡りきっていた。
「はい、荷物どうぞ!」
「ありがとねぇ……」
「いえいえ! それではお気をつけてっ!」
うんうん、やっぱり良いことをしたら気持ちがいい!
今日のレッスン、ノリノリでできるかも!
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