【モバマスSS】世にも奇妙なシンデレラ
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136:名無しNIPPER[sage]
2017/09/03(日) 23:08:04.66 ID:tjIn0ES/o
……
P「まゆ、お待たせ。打合せ終わった!」
まゆ「…!」
プロデューサーに駆け寄り、強く腕にしがみつく。
つかさ「気をつけて帰りなー」
プロデューサーに連れられてまゆは寮に帰ることにした。

事務所の駐車場。営業用、ロケ用、さまざまな車が止まっている。
最新の車もあるが、各部署に割り当てられている車は異なる。
P「すまんな、ぼろいセダンで」
まゆ「プロデューサーさんとなら、どんな車でも大丈夫です♪」
少しだけ強がってみた。
P「そうかい……」
プロデューサーが助手席に目を落とす。
ドアを開けず、その場で固まってしまった。
まゆ「……プロデューサーさん?」
まゆもプロデューサーの視線の先を見る。
P「……冗談きついぜ…」
助手席に白い封筒が置いてある。
P「車の鍵は適当にとった。まゆと一緒なのは誰も知らない」
まゆ「ここにまゆ達が来るのは誰も知らないはずなのに…」
扉を開け、封筒を手に取る
P「……中身、見るか?」
まゆ「プロデューサーさんが見てください…」
P「開けていいのか?」
まゆ「お願いします…」
封筒をプロデューサーが空ける。
中からはリボンで装飾された便箋。
やや乱雑な文字で一言

『まゆすき 尊い』

とだけ書いてある。

P「少しパターンが違うな。」
まゆ「誰がどうやって仕込んだのでしょうか…」
P「まあ、ここにとどまっていても埒が明かん。」
まゆ「…そうですね…」
車に乗り込み、寮方向へ向かう。

その後は何事もなく、寮についた。
まゆはいつもと同じように日記を書き、就寝。
しかし、手紙の差出人が気がかりでどうにも寝付けなかった。
まゆ(一体だれが何の目的でこんなことをしているんだろう…)


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