藤子不二雄A「死んだ漫画家が女子高生に転生……??ヒロシマ死闘編」
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19: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2017/08/25(金) 00:13:47.88 ID:KTxlJN3YO
藤本「魂……だと??」


???「そう、妖怪「死神」の鎌は身体と魂を切り離す能力を持つ。切り離せばこのように捕獲は容易」(魂を右手に掴み)


石森「妖怪……。貴女はまさか…、水木先生なのか……??」

水木「そう、私は水木しげるの記憶を持つ」

石森「何故だ……、何故戦争で最前線に行き片腕まで無くし、誰よりも平和を望んでいた貴女がそんな「組織」に……」

水木「私は転生間もない…。自らの自我は希薄。それ故に今の水木サンは、上からの指示で動く装置の様な物…」

藤本「なんだと……水木先生が妖怪を悪事に使うのはおかしいと思っていたら……」

石森「そんなカラクリが……、「組織」め……」

水木「藤子不二雄Aの魂は貰っていく、取り返したければ、境港までくればいい。結界は開けておく」

石森「なんだと……、安孫子氏の魂を人質に取られた今、結界を越える力は我等にはない…。それなのに何故……??」

水木「水木サンには知る由もない。上からの命令」

藤本「上からの……命令……??」

水木「境港で待つ。繰り返す、藤子不二雄Aの魂は預かる…」(現れた時の様に、空間に染み込む様に消えていく)

藤本「待てッ!!安孫子の魂を返せッ!!」

石森「藤本氏!安孫子氏の身体を置いていくのは不味い!!まずは東京に戻って仲間たちに相談だッ!!」(藤本の肩を力強く掴み)

藤本「しかしッ……!!」

石森「追った所で追いつけるとは思えない!冷静になるんだ!!」

藤本「クッ……分かった…」ギリッ


藤本(待っていてくれ……安孫子……、すぐに…、すぐに、お前の魂を取り戻して見せる……ッ!!)



【続】




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