藤子不二雄A「死んだ漫画家が女子高生に転生……??ヒロシマ死闘編」
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17: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2017/08/25(金) 00:12:51.13 ID:KTxlJN3YO

【翌朝、???】




中沢「フフン、そろそろ八時十分か……、奴等もどうやら、一晩中逃げ回るだけでワシを探す余裕はなかった様じゃのう……」

中沢「当然、ワシの居場所を知る由も無い訳じゃ……。
…フン、五分後には石森も藤子不二雄の二人も纏めてピカの餌食じゃ……。ええ気味じゃ」


???「そうはいかない!!」


ズギューン!!


中沢「ぐわっ!!!」


のび太「原爆投下ジャスト五分前・・・、間に合って良かった……」


藤本「ナイスだのび太!! 流石の腕前だ……、スケッチブックだけを狙って吹き飛ばすとはな……ッ!!」


中沢「ゲッ!!お前らは!!どうして此処におるんじゃッ!!」


中沢「何故ワシが此処に居る事が分かったんじゃ!! ワシの漫画キャラに追い回されて、探す時間など無かった筈じゃろ!!」

石森「なに……、簡単な推理だよ…。
特殊能力が無い現状、原爆の被害から逃れるためには、作者の貴女と言えど身の安全を図らなくてはならない……」

石森「このはだしのゲンの世界で原子爆弾からの被害を確実に避けれる唯一の方法……、
それは生存が確定している人間の当時の行動をトレースするのが一番だ…」

石森「生存が確定していて、原爆投下当時の行動が分かる唯一の人物……。
それは当然、主人公の中岡ゲン! 彼が原爆投下時に居たのは、神山国民小学校、校門の塀の影!!」(ビシッと指さす)



【神山国民小学校 正門前】



石森「何処を逃げてもここで待っていれば、貴女の方から来てくれると思ってましたよ……、中沢先生……!!」


中沢「グ……、ギギギ……」


安孫子「中沢先生……、何で原爆を憎んだ貴女が、原爆を武器にする様な能力を……」

中沢「う、五月蠅いッ!!ワシを原爆漫画家とレッテルを張り、バカにした漫画家共に天誅を喰らわすんじゃ!!
ピカに人生を狂わされたワシが、ピカの力を使って何が悪いッ!!」

藤本「それは貴女の考えではない筈だ!!目を覚ませッ!!」

中沢「五月蠅い!五月蠅いッ!!ワシは「力」を手に入れるんじゃぁ!!ソレをよこせぇ!!」
(言うなり、吹っ飛んだスケッチブックに手を伸ばす)

一文字「トウゥッ!!」(突っ込んで来た中沢の首筋に、手刀を叩き込み地面に沈める)


中沢「ぐわっ!!」ガクッ




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