晩夏にほどける
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49: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/08/24(木) 23:05:07.04 ID:fLR/Lwcb0
 ひとしきり笑い終えてから、彼女が呟いた。

「うちは本気で言いよっちゃよ?」

 手を握る力を強めたり弱めたりしながら、なにかをねだるように。


「でもそんなこと言って、終電逃したらまずいでしょう」

 別におれだって、まだ飲む余裕はある。
 それでも今日はもう遅い時間に差し掛かっていた。


「お誘いは嬉しいんですけど、どうしても飲みたいんやったら、家で飲むのがええんと違います?」



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