24: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/08/24(木) 22:32:35.91 ID:fLR/Lwcb0
もう既に半分ほどになったグラスをテーブルに置いて、彼女がおれを見つめる。
たしかに艶のある表情でもあったけど、なんとなくいつも通りの彼女も、そこに同居しているような気がした。
緊張を覚えつつ、おれは彼女の言葉を受けた。
「答えられることなら、なんでも答えますけど」
そう言うと、彼女の表情が僅かに明るくなったようだった。
「ほんま? ええっとね」
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