仮面ライダークウガ 狼戻
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 23:16:09.36 ID:vKuk8wMb0
「多いな......すべての地点を守ろうとしたら力が分散され、いざガミオが出現したときに倒せなくなるかもしれん......」


杉田の指摘はもっともだった。かといって、どこか一つにやまをはることなど不可能だ。


「だけど......ガミオからしたら、この五つの内ならどこでもいいんですよね? だったらこっちから場所を指定してもいいのでは?」


桜井の出した作戦はこうだ。あらかじめ五つの内のどこかに住民をすべて集め、敵の襲撃を待ち構える。そして来たところに神経断裂弾で狙撃するというもの。

笹山がその作戦を実行できる場所を調べた。その結果、岐阜市学園町の岐阜市立早田小学校が候補にあがった。
松倉の説得により、岐阜県警の協力を仰ぐことが出来た。さらに捜査本部に先だって、住民の収容に協力してもらえることとなった。


「今のところ犯行は毎日一件ずつです。つまり今から急げば間に合うはずです」


こうして一条、杉田、桜井、他刑事達は現場へと向かった。
特殊車両に乗っての移動はひとときも気の休まる時間はなかった。だけど交代で仮眠を取ったり、栄養を補給している間に、刻々と時間は過ぎ去っていく。


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