15:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 23:11:13.81 ID:vKuk8wMb0
「一条、この一連の事件に法則なんて無いんじゃねえか? だいたいゲゲルは集団の中で競うものだったはずだ」
連日の疲れからか、杉田がぽろっと口に出した。
「こんなときに五代さんがいてくれればな......」
「笹山くん! なんてことを......」
「あっ......すみません......一条さん。でも......こんなとき五代さんなら、やっぱり解決してくれると思うんですよね」
口には出していなかったが、その場の全員が同じことを思っていただろう。
しかし同時に、これ以上彼を付き合わせることに対する、己の無力感を感じずにはいられなかった。
そのとき一条の携帯電話がなった。
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