球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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785: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:46:44.33 ID:ybY1IxA60


「そして……その想いを引き継ぐ人間も中には居るクマ」


以下略 AAS



786: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:47:44.32 ID:ybY1IxA60


「お前の悲しみは全て……お前自身である球磨が引き継ぐクマ。だからもう、その責任を下ろすクマ」

「……!」
以下略 AAS



787: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:49:25.43 ID:ybY1IxA60



そして琥珀石に燃える瞳で、軍艦・球磨を見据え。

以下略 AAS



788: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:50:42.82 ID:ybY1IxA60



「……やってみろぉおおお!!」

以下略 AAS



789: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:52:54.44 ID:ybY1IxA60


軍艦・球磨の拳が当たるその一瞬、艦娘・球磨は膝を沈め、身体を横に捻り、もう一人の自分の腕を潜り、皮一枚でその拳を躱した。

極力の一撃を潜り抜けた艦娘・球磨は、脱力からの一瞬、軍艦・球磨の胸元へと、引き付けられる様に腕を伸ばす。
以下略 AAS



790: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:53:57.53 ID:ybY1IxA60



――――刹那、軍艦・球磨の胸元に、主砲を撃ち込まれた様な衝撃が走った。

以下略 AAS



791: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:56:11.80 ID:ybY1IxA60


それは、爆発的な力の転換、艤装の最大出力による踏み込み、技の発動タイミング、その全てが合わさった、艦娘・球磨の掌底突きだった。


以下略 AAS



792: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:57:12.80 ID:ybY1IxA60



――――その衝撃は、軍艦・球磨の身体を、軽々と空中へと舞わせる程であった。

以下略 AAS



793: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:58:30.22 ID:ybY1IxA60


直後、太陽柱が水平線に浮き上がり、辺り一面、東の空から輝く暁光に包まれた。

そうして、二人の影は橙色に滲み溶け、混ざり合った。
以下略 AAS



794: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:59:21.46 ID:ybY1IxA60


日出る海空にその身を優しく抱かれた軍艦・球磨。

意識が遠のく寸前、その軍艦・球磨の脳裏に浮かんだのは。
以下略 AAS



795: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:59:52.77 ID:ybY1IxA60



『――大佐だ。よろしく頼むよ、球磨』

以下略 AAS



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