球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
1- 20
780: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:38:39.27 ID:ybY1IxA60


刹那、軍艦・球磨の放った右フックが、艦娘・球磨のこめかみを捉えた。

咄嗟に腕を上げて艦娘・球磨は攻撃を防御したが、その衝撃はガード越しからでも計り知れず。
以下略 AAS



781: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:40:12.81 ID:ybY1IxA60


「……分かるクマ」


以下略 AAS



782: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:41:50.56 ID:ybY1IxA60


「お前は『球磨』自身だ」


以下略 AAS



783: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:43:57.53 ID:ybY1IxA60


艦娘・球磨は知っていた。

もう一人の自分、軍艦・球磨が何故、この様な凶行に走ったのか。
以下略 AAS



784: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:45:23.99 ID:ybY1IxA60


「だけど……過去の想いを語り、未来へと受け継ぐ人間も中には居るクマ」


以下略 AAS



785: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:46:44.33 ID:ybY1IxA60


「そして……その想いを引き継ぐ人間も中には居るクマ」


以下略 AAS



786: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:47:44.32 ID:ybY1IxA60


「お前の悲しみは全て……お前自身である球磨が引き継ぐクマ。だからもう、その責任を下ろすクマ」

「……!」
以下略 AAS



787: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:49:25.43 ID:ybY1IxA60



そして琥珀石に燃える瞳で、軍艦・球磨を見据え。

以下略 AAS



788: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:50:42.82 ID:ybY1IxA60



「……やってみろぉおおお!!」

以下略 AAS



789: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:52:54.44 ID:ybY1IxA60


軍艦・球磨の拳が当たるその一瞬、艦娘・球磨は膝を沈め、身体を横に捻り、もう一人の自分の腕を潜り、皮一枚でその拳を躱した。

極力の一撃を潜り抜けた艦娘・球磨は、脱力からの一瞬、軍艦・球磨の胸元へと、引き付けられる様に腕を伸ばす。
以下略 AAS



790: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 00:53:57.53 ID:ybY1IxA60



――――刹那、軍艦・球磨の胸元に、主砲を撃ち込まれた様な衝撃が走った。

以下略 AAS



933Res/330.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice