球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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738: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:20:01.82 ID:bYTKMj840


「……気付けばお互い、随分と遠くへ来てしまったな」

「……でも、此処が最果てクマ」
以下略 AAS



739: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:21:17.53 ID:bYTKMj840


そう、誰も居ない世界の果てまで来てしまったと言う寂寥感を二人は覚えていた。

しかし、其々が抱いているたった一つの想い。
以下略 AAS



740: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:22:11.63 ID:bYTKMj840


「名残惜しいが……」

「……そろそろ始めるクマか」
以下略 AAS



741: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:23:33.15 ID:bYTKMj840



「……行くぞっ!!」

以下略 AAS



742: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:24:54.54 ID:bYTKMj840



誰も知らない世界の中心で。

以下略 AAS



743: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:27:40.91 ID:bYTKMj840


時交えず、二人は砲雷撃の篠突く雨をお互いに降らせた。

魚雷の波浪、副砲の豪雨、主砲の迅雷。
以下略 AAS



744: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:28:53.25 ID:bYTKMj840



――――二本の平行線を描く様に飛沫を上げる二人は、同航戦のまま撃ち、相見える。

以下略 AAS



745: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:30:06.92 ID:bYTKMj840


着弾した水面には、波紋が広がる。

二人は響く波紋の間隔を感じながら、神経を研ぎ澄ました。
以下略 AAS



746: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:33:03.16 ID:bYTKMj840



――――二人は仲を裂く様に左右へと移動方向を切り替え、同航戦から反航戦に移行する。

以下略 AAS



747: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:35:33.86 ID:bYTKMj840


二人は寸秒に一度のペースで、繰り返し、繰り返し、水面を鮮麗な火花で彩った。

鮮やかに海面を彩る火花、その一滴一滴が煌めき、一瞬を生きた大輪の花火の様に、海の暗闇と空の白明に溶けて沈んで行った。
以下略 AAS



748: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:36:40.12 ID:bYTKMj840



――――二人は呼吸を合わせ、合わせ鏡の様に、丁字での優位を得る為に踊った。

以下略 AAS



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