球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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732: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:11:46.76 ID:bYTKMj840


二人は暫しの時間、薄明の東の空を眺めながら、物思いに耽っていた。

二人は透きとおった瑠璃色を、唯ひっそりと抱き締めていた。
以下略 AAS



733: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:13:23.13 ID:bYTKMj840


「……昔、軍艦として初めて海に出た日の事を思い出した。激動と混沌の時代……中々の暗黒時代に私は産み落とされたと思った」

「……球磨も昔、艦娘として初めて海に出た日の事を思い出したクマ。動乱と混迷の時代……神さまは中々酷い世界を考える奴だと思ったクマ」
以下略 AAS



734: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:14:35.13 ID:bYTKMj840


そしてぽつりと、軍艦・球磨から言葉が漏れ、艦娘・球磨はそれに合わせる様に言葉を重ねた。

その二人の表情には、「運命」に抗う事は出来ないと言う諦観が含まれていた。
以下略 AAS



735: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:16:08.56 ID:bYTKMj840



「それでも……初めて海の上で朝を迎えて拝んだ、あの暁の水平線はとても美しかった」

以下略 AAS



736: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:17:22.54 ID:bYTKMj840




「軍艦として生きるのも、悪くないと思った」
以下略 AAS



737: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:18:51.79 ID:bYTKMj840



そして、蒼玉石の瞳と琥珀石の瞳。

以下略 AAS



738: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:20:01.82 ID:bYTKMj840


「……気付けばお互い、随分と遠くへ来てしまったな」

「……でも、此処が最果てクマ」
以下略 AAS



739: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:21:17.53 ID:bYTKMj840


そう、誰も居ない世界の果てまで来てしまったと言う寂寥感を二人は覚えていた。

しかし、其々が抱いているたった一つの想い。
以下略 AAS



740: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:22:11.63 ID:bYTKMj840


「名残惜しいが……」

「……そろそろ始めるクマか」
以下略 AAS



741: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:23:33.15 ID:bYTKMj840



「……行くぞっ!!」

以下略 AAS



742: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/27(日) 23:24:54.54 ID:bYTKMj840



誰も知らない世界の中心で。

以下略 AAS



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