球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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722
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◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 22:56:51.25 ID:bYTKMj840
「……それにしても、一人で来るとは良い心がけだ」
「そう言う癖にお前は、えらく可愛い前哨を配置してたクマ」
以下略
AAS
723
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 22:58:03.77 ID:bYTKMj840
もう一人の自分の言葉を聞いた軍艦・球磨は、物思いに沈み、悲しみを吐き出す様に吐息を一つ洩らした。
そして顔を上げ、静かな、でも何処か悲しげな顔でもう一人の自分を見据え、尋ねた。
以下略
AAS
724
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 22:59:02.00 ID:bYTKMj840
その言葉に、優しげな頬笑みを浮かべた艦娘・球磨は穏やかに答えた。
以下略
AAS
725
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 23:01:22.92 ID:bYTKMj840
自身の不安が杞憂に終わった軍艦・球磨は、安堵と感謝の表情をもう一人の自分へと投げかけた。
以下略
AAS
726
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 23:03:12.66 ID:bYTKMj840
「多摩にはバレバレだったクマ。途中で北上と大井も気付いたクマ。木曾も普段だったら直ぐに気付いたクマ」
「……だが、最後まで気付かなかったな」
以下略
AAS
727
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 23:04:18.79 ID:bYTKMj840
「お前の妹でもあるクマ」
以下略
AAS
728
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 23:05:16.65 ID:bYTKMj840
「……ありがとう。そう言ってくれると、本当、嬉しい」
以下略
AAS
729
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 23:07:03.38 ID:bYTKMj840
「……そう言えば、木曾に一撃食らったと聞いていたクマ。だけどその様子だと、どうやら気遣いは無用みたいだクマ」
「そうだな、気遣いは無用だ。こっちにだって高速修復材ぐらいある。見ての通り、準備は万全だ」
以下略
AAS
730
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 23:08:27.03 ID:bYTKMj840
ふと、二人が気が付くと、先程まで二人を包んでいた星の煌きは、輝きを潜めていた。
そして東の空は、うっすらと白み始め、完全な闇は消えかけていた。
以下略
AAS
731
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 23:10:49.34 ID:bYTKMj840
「夜明け前が一番暗い。だけど、日の出ももう近いクマ」
以下略
AAS
732
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/27(日) 23:11:46.76 ID:bYTKMj840
二人は暫しの時間、薄明の東の空を眺めながら、物思いに耽っていた。
二人は透きとおった瑠璃色を、唯ひっそりと抱き締めていた。
以下略
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