球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
1- 20
652: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:10:40.43 ID:xlUQQs3U0


 ……………………………… 


以下略 AAS



653: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:11:14.53 ID:xlUQQs3U0


「じゃあ、そろそろ行くクマ」


以下略 AAS



654: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:12:29.82 ID:xlUQQs3U0


提督を一瞥した球磨の瞳。

それは先程、球磨が執務室で見せた「不安」とはまた別の色を孕んでいた。
以下略 AAS



655: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:13:33.29 ID:xlUQQs3U0



――この儘、この娘を行かせてはいけない。

以下略 AAS



656: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:14:32.42 ID:xlUQQs3U0


「待ってくれ、球磨」

「……提督?」
以下略 AAS



657: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:15:14.67 ID:xlUQQs3U0


「行く前に言っておきたい事があるんだ」


以下略 AAS



658: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:17:00.43 ID:xlUQQs3U0


「前に球磨は……『何で未だに軍人をやっているのか』って僕に尋ねたよね。その話なんだけどさ……」


以下略 AAS



659: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:17:47.47 ID:xlUQQs3U0



「実はね、僕は軍人になるつもりなんて全く無かったんだ」

以下略 AAS



660: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:19:01.97 ID:xlUQQs3U0


「……提督」

「……だけど人生って儘ならないよね……僕も当時は他にやりたい事が沢山あったけど、気が付くと僕は、流れのまま軍人になっていた。そして不思議な事に神さまが僕に与えてくれたのは、一等海佐(大佐)って言う地位と、それを可能にする能力だけだった。だから僕は、それを生かそうと決めたんだ」
以下略 AAS



661: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:20:00.30 ID:xlUQQs3U0


「でもね、球磨。僕は此処に来てやっと、僕が軍人になった本当の理由が、ようやく分かった気がするんだ……無力な僕は、この瞬間の為に……君に僕の想いを託すこの時の為に、此処に居るんだと思う」


以下略 AAS



662: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/26(土) 19:20:47.34 ID:xlUQQs3U0



「僕はね、球磨。僕は本当に何かを成し遂げる為に、軍人になったんだと思う。誰かを護り、そして誰かを本当に救う為に、軍人になったんだと思う」

以下略 AAS



933Res/330.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice