球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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40
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◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:17:21.38 ID:wQv5FyAe0
結果はどうあれ、これにより海路による大規模輸送が不可能となり、資源輸入国だった日本の経済、そして世界経済は緩やかに変わっていった。
それが停滞なのか衰退なのか、はたまた発展なのかは、僕には分からなかった。
以下略
AAS
41
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:18:40.88 ID:wQv5FyAe0
――――これが歴史書にも綴られている、現代史の一幕であった。
以下略
AAS
42
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:19:54.76 ID:wQv5FyAe0
聞けば「妖精さん」なる存在が生み出した、「旧日本海軍の艦艇の魂」をその身に宿し、「艤装」と呼ばれる海上走行および戦闘が可能になる武装を操る事で、軍艦艇に近しい戦闘力を得る事が出来る、深海棲艦と戦う為の唯一の存在らしい。
以下略
AAS
43
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:21:21.10 ID:wQv5FyAe0
でも、そうした形跡は何一つとして見つからなかった。
僕が最も信頼を置いている地方総監部(鎮守府)司令官に聞いてみても、首を横に振るばかり。
以下略
AAS
44
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◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:22:42.21 ID:wQv5FyAe0
でも正直な所、彼女たちの出生について、僕はそこまで熱心に調べなかった。
何故なら、そんな事を考えている暇があったら、唯目の前に居る彼女たちの為に心血を注ぐべきかなと、僕は考えていたからだ。
以下略
AAS
45
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:23:52.13 ID:wQv5FyAe0
話は変わって、これは僕たちの仕事なんだけど。
以下略
AAS
46
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:25:30.14 ID:wQv5FyAe0
それで僕の主な仕事はと言うと、昔よりも往来するようになった輸送船や艦艇、また近海任務にあたる別の部隊が攻撃がされた際に、直ぐに出撃して対応する後援救助部隊の役割を担う艦娘の司令官として。
そして万が一、深海棲艦が陸に上陸した際の足止めと陸空軍への早期警戒を促し、近隣住民を避難させる、警備基地の司令官として。
以下略
AAS
47
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:26:56.38 ID:wQv5FyAe0
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以下略
AAS
48
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:29:28.78 ID:wQv5FyAe0
「にゃ? 球磨ちゃんって、此処に着任してから、もうそんなに経つのかにゃ?」
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AAS
49
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◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:31:16.04 ID:wQv5FyAe0
「そう言えば、長く着任している割には、球磨姉さんと提督との間で不思議と浮いた話は聞かないわねぇ」
以下略
AAS
50
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/20(日) 21:32:48.03 ID:wQv5FyAe0
「別に提督とはなんにもないクマ。上司と部下、提督と艦娘の関係、それ以上でもそれ以下でもないクマ」
以下略
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