球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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214: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/22(火) 22:58:52.50 ID:a8pmz1XW0


「私はかつての憧れの様に、軍人でありながら小説家として大成する事を夢見ていた。だが所詮、私は有象無象の一人に過ぎなかった。志半ば、私は諦めた……だが、今にして思えばそれで良かったのだと思う」

「どうしてだ?」

「私は悟ったのだ、天命をな。天は二物を与えん。私に与えられたのは少将と言う地位と、それを可能にする能力だけだった。だから、それを生かす事に決めたのだ」


少将の「天命」という言葉を口にしたその表情は、「天命」に対する一種の畏怖と敬虔の念が含まれていた。




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