卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
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358: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/10/03(火) 23:36:44.99 ID:fRPw4LRD0

ちひろ(――通信機は、それが放り投げられる音を立てて)

ちひろ(――あとはもう、だんだん遠くなっていく爆発のような破裂音と、悲鳴だけを響かせていました)


ちひろ(――蘭子ちゃん?)

ちひろ(――なんで、蘭子ちゃんがここに?)

ちひろ(――プロデューサーさんはどうしたの?)

ちひろ(――万が一、CPの誰かに計画がバレた時は)

ちひろ(――プロデューサーさんが無力化する手はずだった)

ちひろ(――それは蘭子ちゃんが相手だったとしても同じこと)

ちひろ(――むしろ蘭子ちゃんがいたからこそ、あの人はCPの担当に回ったのに……!!)


ちひろ(――楓さんを封殺できる人ですよ?)

ちひろ(――『隻眼の王』とまで呼ばれる喰種ですよ?)

ちひろ(――まさか勝ったと言うの?)



ちひろ(――蘭子ちゃんが、『隻眼の王』に?)


――――――――――――――――――――


NWP「ぎゃっ!」パアンッ

ガルパP「ぐえっ!」ドオンッ

JKTP「何だよこのっ……ぐはっ」ガシャアアア



アーニャ「……」

アーニャ(――ついて行くって、無理やりしがみついたものの)

アーニャ(――本当について行くだけで精いっぱい……)

アーニャ(――ランコ、本当に強かったんですね)



「うっ……」

「なんて無茶苦茶な子だ」

「この様子じゃ……一級Pと二級Pの区別すらついてないな」

「強くてもまだ、何も知らない子供ってことか……」

「目についた端から……俺にまで赫子を撃ち込みやがった……」

「…まあ、いいか……」



アーニャ「?」



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