卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
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283: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/09/26(火) 17:37:43.50 ID:wXlrPCRN0

ザザッ



『ンーっ!』


『ンウー!』


『むっ……うー、うー!』


『んむー!!』





『喋られては困るので、猿轡ごしの御挨拶となりましたが!』

『こちらでもがいていらっしゃる方全員、当346プロダクションの人間アイドルとなっております!』

『その数、実に50匹以上! そちらで保護されていないほぼ全員です!』

『誰が人間アイドルかまではお話できません! だって目的に反してしまいますから!』


『ん? 目的は何ですって……? よくぞ聞いてくれました』

『目的は3つ! 口封じ、あなた方喰種捜査官の殲滅、そして目くらまし!』


『まず検査で呼び出した人間アイドルにシンデレラのことを喋られては困るので、口封じに殺します』

『次に、我々は人質を取っており……ついでに報道ヘリも呼ばせてもらってます』

『つまりここで逃げれば……CCGは人質を見捨てたクズとしてニュースに載る!』

『そうしてこの子達を取り返すしかなくなったあなた達を、我々がホームで迎え撃ち殲滅する……これが二つ目』

『100%とはいかないでしょうが、大打撃を与えることはできるでしょうね』


『そして3つ目の目くらましですが』

『これが関ちゃん以外の名前を出せない理由です』

『我々は最終的には、人間アイドルの皆を!生きたまま!残さず!食べてしまいます!!』

『私達の胃袋に収まってしまえば、それがどのアイドルだったかまでは分からない……』

『そうして残ったシンデレラたちが行方をくらましてしまえば、誰を追えばいいかすら分からなくなる……』


『最高の夜明けになりますよね!』



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