270:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 00:32:30.25 ID:VzU1fFy5o
【会場の外】
ワイワイガヤガヤ..
沙織「はぁぁぁー……なんかすごい試合だったねー」
優花里「ええ!さすが西住殿!のお姉さんですぅ!」
華「あの力強さと芯の太さ……華道にも生かせるかもしれません」
梓「でも西住隊長も惜しかったですよね」
華「ええ。みほさんもとても活躍されていました。まるで花を生け…」
あや「あれ?先輩がいないよ?これから帰るのにどこに行ったんだろう?」
沙織「ホントだ。みぽりんがいない」
紗希「………………」スッ
沙織「え?どこを指し…………あ、いた」
みほ「ねえお姉ちゃん。うちにご飯食べに来ない?お姉ちゃんが大好きなカレーメシ置いてあるよ?」
まほ「いや、私は黒森峰のみんなと…」
愛里寿「まほさん。私の家でカレー食べませんか?ううん、泊まって行きませんか?」
まほ「だから私は…」
みほ「…気になったんだけど、愛里寿さんはなんでお姉ちゃんには敬語なの?」
愛里寿「……なんとなく……そういう雰囲気」
みほ「ふーん……あ!じゃあこうしない?私の家にボコの限定DVDがあるんだけど…」
愛里寿「!」
みほ「愛里寿ちゃんは私の家で観てて。その代わり、お留守番をお願い。私はお姉ちゃんの部屋でカレーメシを食べるから。ぐるぐる混ぜるから」
愛里寿「…………だめ。ボコのDVDは観たいけど、それ以上にまほさんと一緒にいたい。理由はわからないけど……」
みほ「!」
みほ(ここに来て伏兵!?まさか愛里寿さんがお姉ちゃんを!?)
エリカ「あんたら好き勝手言ってるんじゃないわよ!まほ先輩は私たちと一緒に黒森峰に帰るのよ!そうでしょ!あんたもなんとか言ってやりなさいよホラ!」
小梅「え、ええと……」チラ
みほ「…………」ジィー
愛里寿「…………」ジィー
小梅「わ、私は別にその……まほ先輩の意志に任せますとしか……」
エリカ「このコウモリ野郎!ヘドが出るわ!ドブに落ちなさい!」
まほ「言いすぎだぞエリカ」
エリカ「す、すみません!」
みほ「……お姉ちゃん。黒森峰に戻ったら今みたいな大声でのやりとりが待ってるけど、私の部屋は無音だよ?だから、ね?うちに来て?」
エリカ「何が無音よ!なんの音もしないのも怖いじゃないのよ!」
愛里寿「……島田家は静か。ちょうどいいくらいの静かさ。だからまほさんも気に入ってくれるはずです」
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