133:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/20(日) 03:33:37.76 ID:EqKCwBbEo
しほ「だがそれも継続は上手く返した。『焼野原』を『壁の花』、『枯れ尾花』で踏んでいたわよね?」
千代「ええ。さらに枯れ尾花のラインは、次に来る『敗者の言霊』……ようするに、幽霊の正体は負けて去ったまほさんだとし、みほさんのサンプリングは『姉妹愛などと思わない』と切り捨て、かつフロウでねじ伏せるライミングを見せたわ」
しほ「ふむ」
千代「……という具合に2人のやりとりは高レベルなのだけれど、オレンジペコさんとミッコさんもまた要所要所でパンチラインを決めているわ。だからこそ判定が難しい試合ね…」
しほ「みほたちの勝利という結果となったが、それも紙一重の差だったというわけか」
千代「そうね。延長戦に入ったらどうなるか、個人的に気になる試合だったわね。そして気になると言えば…」
しほ「?なんだ」
千代「次はボコファイターズの試合ね。カメラを用意しないと」カチャカチャ
しほ「……親バカだな、相変わらず」
千代「そういうあなたも観に来ているじゃない。しかも前回参加すると教えなかった娘さんたちに対して文句を言ったそうね」
しほ「それは違う。私に教えたら参加しないように言いつけられると考えていたことに怒っただけよ。プライドの問題ね。仮に参加すると知っていても別に『ふーん』という感じで家でテレビや雑誌を見ていたことでしょう。プライド的に」
千代「……どうしても認めたくないのね。もういいわよ」ハァ
しほ「待てちよきち。そう呆れられる筋合いはない。私は親バカでは…」
千代「じゃあ子煩悩ね」
しほ「……うむ。それならいいわ」
千代「え、いいの?親バカと同じ意味だけれど」
しほ「バカと言われるのが嫌なだけよ」
千代(その言い分がおバカっぽいけれど……まぁいいわ。これ以上長くなると面倒だし)フゥ
沙織「…………」
沙織(この2人、仲いいなぁ。他の人が入り込めない2人だけの世界を作ってる感じがする)
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