12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 20:43:50.92 ID:cJ5bRHheo
まほ「それに……」
杏「?」
まほ「……大学選抜戦のミーティングの時もそうだったが、怖がられている気がするのでな。仲良くなるきっかけにしたい」
カチューシャ「は、はあ!?な、なに言っちゃってるのよ……///」
みほ「………………」
まほ「私のことは嫌いか?」
カチューシャ「そ、そんなわけないじゃない……でも、なんか目つきとか鋭いし……肩車とかしてくれなそうだもの」
まほ「ああ、確かに肩車はしないな」
カチューシャ「……でしょうね」
まほ「私はあくまでもカチューシャを自分と同等の存在だと考えている。だから必要以上に誇示するための肩車はしたくない」
カチューシャ「え」
まほ「カチューシャはそのままで充分立派だと思う。だから肩車するよりも隣にいて……そうだな、手を繋ぐ方が望ましい」
カチューシャ「っ……///」カァァ!
まほ「身長だけでカチューシャを侮る輩など、私が蹴散らしてやる。だから一緒に組まないか?と提案したかったのだが……抽選では仕方ない」
カチューシャ「あ、あたりまえじゃない……そんな風に褒められても……ぜ、ぜんぜん嬉しくないし……///」
まほ「それは残念だ」
カチューシャ「で、でも……そう、よね。肩車って確かに子供っぽいかもしれないわ。それに対して……その、て、手を繋ぐなら……うん、大人でもするし…………あ、あんたと手を繋ぐのも悪くないとか……思うかも。あ!ちょ、ちょっとだけよ!ほんのちょっと!」
まほ「そうか。ありがとう」フフ
カチューシャ「う、うん……///」モジモジ
みほ「…………」ムー
沙織「あれ?みぽりん怒ってる?」
みほ「怒ってないよ?」ニコニコ
沙織「う……そ、そっか」
沙織(目が全然笑ってない。どころかみぽりんの背後から炎が見えるような……)ゴクリ
ノンナ・クラーラ「………………」
ノンナ(こんなところに意外な伏兵が存在したとは……今後、注意する必要がありそうですね)
クラーラ「どうしましょうノンナ様。これからは肩車はやめた方がカチューシャ様に好かれるのでしょうか(ロシア語)」
ノンナ「……いえ、それはありえません(ロシア語)」
クラーラ「何故ですか?(ロシア語)」
ノンナ「私の首があの感触を忘れられないからです。長い期間肩車をしなければ首にブツブツが出来てしまいます。虹色の、ね(ロシア語)」
クラーラ「なんたる愛……!見習わなくてはいけませんね(ロシア語)」
優季「なんかロシア語ってかっこいい〜♪」
あや「ね!どんな話してるのかなー?」
紗希「…………ちょうちょ」
梓「あんなに真剣な顔で蝶々の話題をするとは思えないけど……」
杏「いい話が聞けたところで、早速抽選しよっか!じゃんけんで勝った人から順番に引いてって」
麻子「その場合、会長が最初に引くことになるが……」
杏「うん。そう言われると思ったから私は最後に引くよー」
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