【デレマス時代劇】一ノ瀬志希「しあわせの白い粉」
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11:名無しNIPPER[sage]
2017/08/19(土) 08:11:35.20 ID:GVuX5Nn80
勤めを終えた後、早苗は1人で料亭に入った。
もとは他の同心達に奢ってやるつもりだったのが、皆そそくさと帰ってしまったのである。
店の美少年に酌をさせながら、早苗は集落について思考を巡らせた。
原料は他所から取り寄せるとして、現物はどこに隠す?
集落のどこかにあるのは間違いない。
とはいえ、それを見つけるために手当たり次第踏み入って家探しをしたのでは、
藩に対する不満をいたずらに高めることになろう。
何かしらの目処を立てる必要がある。
城下に潜んでいる売人はすでに何人か捕らえられているが、彼女/彼らは、
集落とは何の関係もない人間であった。
現状では志希の言う通り、“ただの噂”でしかない。
だが早苗は集落の様子と、志希の妙に余裕のある態度から、
やはりあそこが阿芙蓉蔓延の根源であることを確信している。
早苗が酒をすすりながら頭を悩ませていると、廊下の方から声がかかった。
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