女「犠牲の都市で人が死ぬ」 男「……仕方のないこと、なんだと思う」
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23:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 22:48:39.39 ID:/6Xwlc9Z0
「なんでですか?」
「作戦会議が必要なのさ」
「作戦会議ですか」

 話す気はなさそうだった。

「まあ、こっちの事情は置いといて君ももう少し考えてみるといい。わざわざ暴力に訴えてまで世界を変えたいといってるんだ。君はそういうタイプに見えないけれど、内側から変えるには成績がたりないとか、法を変える立場は一般人がいけるものじゃないだとか、何かしらあるんだろう。でも現実の生活を脅かしてまで理想を叶える必要があるのか、本当にこんな道でいいのかゆっくり考えるべきだ」
「……わかりました」

 再び基地の入り口まで送られる。そこでは羅門という男が待っていた。
 目隠しを渡される。確かに、本当に僕が戻ってこないと決めたなら、通報をさけるためにも基地の機密性は重要だ。

「じゃあね。また会うことを願ってるけど……君次第だ」

 照の声が聞こえる――。





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