7: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/08/13(日) 05:16:41.88 ID:Y2FCiwW5O
「実際、梨沙の学習能力の高さは尊敬しているんだ。レッスンでも台本でも、のみこみが早いから」
「まあ、アタシの才能ってヤツかしら?」
「あとはもう少し俺への当たりを優しくしてくれれば」
「それはダメ」
「だよな」
「アタシに文句を言われないくらい完璧なプロデューサーになれば、問題ないでしょ」
「正論だ」
アタシはこれからトップアイドルへの道を突き進んでいくんだから、Pもちゃんと成長してついてきてくれないと困るのよ。
「よし、決めた! アタシは世界一のアイドルになるから、Pは世界一のプロデューサーになりなさい!」
「世界一! 目標が大きいなあ……」
「なによー、男ならシャキッとうなずきなさいよ」
「もちろん、そうなれるように精進はするよ。でも、世界一って単語を聞くと、どうしても」
「ふーん」
……実際、Pが世界一のプロデューサーになれるかって言われると、どうなのかしら。なってほしいのは確かだけど、うーん。
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