75: ◆61/.RjEPQQaA[saga]
2017/09/18(月) 01:17:35.42 ID:zUbcS3ZY0
「」ドンドン!
提督「…はい。どうぞ」
飛龍「…」
提督「なんだ飛龍か…こんな時間になんだ」
飛龍「…瑞鶴に何であんな事言ったの?」
提督「…聞いたのか」
提督「そのままの意味だよ。彼女を秘書官から降ろした」
飛龍「そこじゃなくて!あそこまで言う必要がどこにあったのって聞いてるの!」
提督「…事実を言ったまでだ」
飛龍「事実って…そうかも知れないけどさ!頑張ってたじゃんあの娘だって!」
飛龍「提督もそれを褒めてたじゃない!なのに何で!!」
提督「それだよ」
飛龍「え…?」
提督「俺が褒めるから瑞鶴は無理をする様になったんだ」
提督「昼に蒼龍から聞いたんだ。瑞鶴は努力をして空母の中で頭一つ抜けた存在だと」
提督「鎮守府としては朗報かもしれないが、個人的には嬉しくないんだよ」
提督「あいつが強くなればなるほど大本営は瑞鶴を召集するだろう…そうなるとあいつの身が危うくなる…」
提督「大本営は艦娘を兵器としか見てない…沈んでも戦力を失ったとしか見ない」
提督「俺は自分の鎮守府からそんな艦娘を出したくないんだ」
提督「分かってくれ飛龍」
飛龍「…なら何でそう言わないの?」
提督「…言えないさ」
飛龍「…別に正直に話せば瑞鶴だって…!」
提督「違う…問題はそこじゃないんだ」
飛龍「え…?」
提督「俺はもうすぐこの鎮守府から居なくなる」
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