74: ◆61/.RjEPQQaA[saga]
2017/09/18(月) 01:01:35.16 ID:zUbcS3ZY0
瑞鶴「…どういうこと?」
提督「どうもこうもない。秘書官を辞めろと言ったんだ」
瑞鶴「な、何で急に!私、ミスした!?」
提督「いや…お前はこの数年良く働いてくれた」
瑞鶴「だったら…!」
提督「だが、もう必要ないんだ」
瑞鶴「え?」
提督「ここからは俺一人でやる」
瑞鶴「ど、どうしたの本当に…明日の執務量を1人なんて無理だよ」
提督「…そんな事は無い」
瑞鶴「そんな事あるって!2人でやってのに!急に1人なんて…「うるさい!」…!」ビクッ
提督「じゃあ思い出してみろ!」
提督「いつも先に終わるのはどっちだ!?次に移動する際に待ってるのはどっちだ!?」
提督「休憩を多く挟んでるのはどっちだ!?」
提督「いいか!?簡潔に言ってやろう!」
提督「お前は秘書官に向いてないんだよ!!」
提督「お前は艦娘なんだ!睨むのは書類じゃなくて深海棲艦にしろよ!!」
瑞鶴「……」
提督「何とか言えよ…」ハァハァ
瑞鶴「…ごめん…少し、外歩いてくる…」パタン
提督「…」ギリッ
提督「…本当に最低だよ俺は」
提督「でももう直ぐだ…みんなに嫌われるまでもう少しの辛抱だ」
ーー
ー
瑞鶴「…」
提督『お前は秘書官に向いてないんだよ!!』
提督『お前は艦娘なんだ!睨むのは書類じゃなくて深海棲艦にしろよ!!』
瑞鶴「…そっか、私が間違ってたんだ」
ーー
瑞鶴『見て提督さん!MVPだよ!!』
提督『おぉ…!やったな瑞鶴!!』
ーー
瑞鶴「…」ウトウト
提督『ったく…こんな所で寝たら風邪引くぞ』
提督『…いつも秘書官、ご苦労様…』
ーー
瑞鶴『提督さん…練度99になったよ』
提督『おめでとう。お前は俺の自慢の艦娘だ』
瑞鶴『えへへ…』
ーー
瑞鶴「…わたし、が…1人で…ずっと…!」
瑞鶴「……でも…!それでも……!」
瑞鶴「ひどいよ……!提督さぁん……!」
ーー
ー
飛龍「…あれ?瑞鶴…?」
飛龍「何して…って、何で泣いてるの!?」
瑞鶴「飛龍さ、ん…」
飛龍「…提督と何かあったの?」
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