藤子不二雄A「死んだ漫画家が女子高生に転生……??」
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2: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2017/08/09(水) 11:48:10.60 ID:NW+AOg0I0

編集者「安孫子先生!新漫画賞設立記念のスピーチお疲れさまでした!!」

安孫子「いやいや、最近はこんな老体でもお役に立てる事が嬉しくてね、全く問題ないよ」

編集者「二年前の心不全の件が有りましたのでお願いするのも多少躊躇われたのですが…、もう随分お元気そうで……」

安孫子「はっはっは、数年前までは病気知らずだったんだけどねぇ…、もうそろそろお迎えが近いのかもしれんなぁ」

編集者「そんな……、先生は漫画界ではほぼ最後になられたと言っても過言ではないレジェンドなのですから……、
業界の為に何時までも元気でいて貰わないと……」

安孫子「いやぁ、老骨は去りゆくのみ、だよ……。手塚先生…、寺さん…、石森氏…、赤塚氏…、何より藤本……、
みんな先に逝ってしまったしねぇ……」

編集者「………………」

編集者「そ、そういえば先生、少し小耳に挟んだことが有るのですが……」

安孫子「ん??何かね?」

編集者「最近ネットで、藤子不二雄が話題になってる事件が多発しているんですけどね…」

安孫子「……事件??」

編集者「ええ、何でも「ドラえもんが歩いているのを見た」だの、「パーマンが飛んでるのを見た」だの…、
…何かイベントでもやってるんですか??」

安孫子「うーん、そちらのキャラクター版権は藤本の遺族に任せてあるからね…、ノータッチなんだよ、ボクは聞いてないねぇ。
何かやってるのかもしれないが……」

編集者「そうですか…、私はその辺の漫画を読んで育った世代なので、イベントなら少し愉しみだったりしますね」

安孫子「何か分かったらボクの方から、キミに知らせてあげるよ」

編集者「ホントですか?? 嬉しいです!!」





編集者「それでは先生、お疲れ様です。 君、先生を自宅までよろしく頼むよ??」

運転手「はい、かしこまりました」

安孫子「うん、またヨロシク」


ブーン


安孫子(それにしてもドラえもんが歩いてる、ね……)

安孫子(ネットはあまりやらないが、随分荒唐無稽な話が流行っているのだな……)

安孫子(漫画じゃあるまいし、お話の中のキャラがその辺を歩いている訳が…)




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