2: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/08/09(水) 00:50:46.85 ID:ejb7tTFIo
――新たな脅威、深海棲艦に唯一対抗できる少女たち『艦娘』
人類の存亡を一手に担う存在である彼女たちは、海軍の厳重な管理下に置かれ
自由に外出することはおろか、人に近づくことすら許されない籠の鳥のような生活を送っていた
提督「という事で、鎮守府に商店街を作ることにした」
吹雪「急ですね」
提督「そういう訳でもないんだ。一月ほど前、鳳翔が秘書艦だった時の話なんだが――」
鳳翔『もしこの戦いが終わって、平和な海を取り戻す事が出来たら……ですか?』
鳳翔『そうですね、実は私、小さなお店を開くのが夢なんです。も、もしよければ提督も――』
鳳翔『えっ、お店なら今からでも作ればいい……ですか? そ、そんな……』
提督「――ということがあってな」
吹雪(鳳翔さん、可哀想に……)
提督「だが、深海棲艦はいくらでも復活するからいつ戦争が終わるか分からないし……」
提督「平和を取り戻したとしても、国防の要である艦娘たちが気軽に外出できるようになるとは限らない」
提督「それなら鎮守府の中にお店を作っちゃおうってわけさ」
吹雪「なるほど、面白い試みですね」
提督「それに、他の艦娘からも、もっと気軽に食事や買い物に出かけたいって声が多かったしな」
吹雪「外出許可が下りるまで数週間待ち、ようやく外に出れても厳重な警備体制とかですもんね」
507Res/242.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20