4: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/08/06(日) 23:41:37.04 ID:ao4zzOCX0
「おはよ、洋介」
「おお、あかり」
特に約束するでもなく朝は一緒に登校する。当たり前の日常が嬉しい。
夏休み前だからか、朝早い時間でも日差しがきつい。
それでも隣にはいつものようにのんびりと歩く彼がいるから、どうだってよかった。
「ね、洋介、お昼どうするか決めてる?」
胸の高鳴りを抑えて尋ねた。色々方法も考えたけど、やっぱり正面突破がいい。逃げも隠れもしちゃいけない。
「あーそっか、弁当ないんだった。学食かコンビニかな」
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