2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:33:21.13 ID:FTMglOEQ0
ありす「これでも忙しい身なので、できたら手短にお願いします」
モバP「……可愛げのない子どもだ」
ありす「誰のせいだと思ってるんですか。こうなったのは大体Pさんのせいですよ」
3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:34:17.10 ID:FTMglOEQ0
モバP「初めてだろう」
ありす「………………」
4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:35:09.04 ID:FTMglOEQ0
ありす「あ、あり得ません……私は普通の小学六年生です!あなたとは違います!」
モバP「同じだよ。文香に対する情念の重さ、眼差し、心理的な依存度、どれをとってもお前ほどの逸材はいない。違いなど、私が男でお前は女だという点のみだ」
ありす「違う……違う、違う、違う!!私はそんなこと望んでない!」
5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:35:54.78 ID:FTMglOEQ0
イベント会場
ありす「……まんまと乗せられちゃった」
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:36:42.54 ID:FTMglOEQ0
文香「おまじない……ですか。それは非常に興味深いですね……もし迷惑でなければ、教授していただきたいです」
ありす「えーっと……そのですね、このおまじないはとても長い時間を必要とするので、また別の機会にした方がいいかと思います。もうすぐサイン会も始まりますし」
文香「そう…ですか……」
7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:37:26.58 ID:FTMglOEQ0
アインフェリア・控室
ありす「ない、ない、ないないない!どうして、ここにちゃんと置いておいたのに!」
8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:38:21.55 ID:FTMglOEQ0
ありす「あは……あはは、心配いりませんよ。ちょっと頼まれ事をされてたんですけど、これから探し物をしなくちゃいけなくて、だからできませんって断ってたところなんです」
ありす(大丈夫、嘘は言ってない。顔にも出てないはず)
9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:39:07.87 ID:FTMglOEQ0
ありす「はい、お願いします。私みたいなあわてんぼうを増やさないためにも、是非」
美波「あら、ありすちゃんみたいなカワイイ子なら、みんな大歓迎だと思うんだけど」
ありす「もう、からかわないでください!」
10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:40:06.04 ID:FTMglOEQ0
イベント会場・休憩室
文香「ふう、今日は……想像以上に、疲弊しました」
ありす「全くです。いくらサイン会とはいえ、あそこまで人が集まるなんて思いもしませんでしたよ」
11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:40:50.80 ID:FTMglOEQ0
文香「ありがとうございます。ありすちゃんは……優しい方ですね」
ありす「やめてください、照れちゃいますよ」
文香「ですが、事実は事実として受け入れなければいけません……ありすちゃんが私にかけてくれた言葉は、優しい嘘です。嘘は時として薬にもなりますが……同時に毒にもなるのですから」
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