75: ◆E7idzvHwo6[sage]
2017/08/06(日) 16:34:55.60 ID:4xxdG3jx0
提督「お前たち、外は暑かったろう。鳳翔に言って氷を使って飲み物を冷やせ。四人分くらいなら影響はないはずだ」
舞風「えーー?大丈夫だったよ。ずっと木陰で休んでたもんねー♪」
76: ◆E7idzvHwo6[sage]
2017/08/06(日) 16:35:52.47 ID:4xxdG3jx0
舞風「ああ〜いいないいなー!提督、私にも〜!」
提督「分かってる分かってる。舞風もありがとうな」ナデナデ
77: ◆E7idzvHwo6[sage]
2017/08/06(日) 16:36:55.45 ID:4xxdG3jx0
ー夕方七時 鎮守府 縁側ー
リーン リリーン リーン ピョロロロ ピーピー
78: ◆E7idzvHwo6[sage]
2017/08/06(日) 16:37:50.10 ID:4xxdG3jx0
赤城「……星がキレイだなあ。真っ暗だからですね」
赤城「まあお腹は膨れませんけど。やだもう私ったら、食べ物のことばかり考えているみたいじゃないですか」
79: ◆E7idzvHwo6[sage]
2017/08/06(日) 16:38:37.71 ID:4xxdG3jx0
赤城「ふふ、グラーフさんが誰かに話し掛けるのは珍しいですね」
グラ「別に岩ではないのだから、私だって会話くらいする」
80: ◆E7idzvHwo6[sage]
2017/08/06(日) 16:39:29.87 ID:4xxdG3jx0
グラ「しかし、日本には腹の虫は二種類いるそうだな。腹減りの虫と、立腹の虫か。まだまだいるんじゃないのか?」
赤城「虫なんていくらでもいますよ。えぇ、そこら辺の草むらにも。グラーフさんが今仰ったのが喩えなら、物理的に腹の虫を作ることもできます。イナゴでもハチノコでも」
81: ◆E7idzvHwo6[saga]
2017/08/06(日) 16:40:32.67 ID:4xxdG3jx0
赤城「というわけでグラーフさんも、レジスタンスを解体しましょう。まずは手始めに、廊下にごろっと寝そべってみましょうか♪」
グラ「いや、私は別に…」
82: ◆E7idzvHwo6[saga]
2017/08/06(日) 16:41:13.31 ID:4xxdG3jx0
赤城「畳、気持ちいいですよねー。非常時には食べることも出来るんですよ。我が日本が誇る最強の安眠装置です」
グラ「うむ。思った以上に心地よいな…」
83: ◆E7idzvHwo6[saga]
2017/08/06(日) 16:42:26.84 ID:4xxdG3jx0
赤城「以前はこんな風に、床にねっころがるなんてこと、意地でもしないような人だったのに。今は私と一緒に横になっています」
赤城「それって、変わったとは言えませんか?」
84: ◆E7idzvHwo6[saga]
2017/08/06(日) 16:43:27.72 ID:4xxdG3jx0
グラ「……」
グラ「日本人は口下手だという認識があったが…そうでもないな。とりわけお前は情熱的だ…何故だろうな」
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